12・3「安倍9条加憲による平和憲法の改憲阻止」へ
– 「戦争をさせないヒロシマ1000人委員会」が街頭で訴え –
全国で市民運動として開始された「安倍改憲阻止3000万人署名」行動について、広島県においても、総がかり行動が開始されました。自民党が日本会議をバックにして、自衛隊を憲法9条に位置付けるとする、いわゆる「安倍9条加憲」の動きに対する、平和憲法9条改憲を許さないあらゆる団体・個人が結集して全国で市民のネットワークを広げていく行動の開始です。
広島県平和運動センター・原水禁も戦争をさせないヒロシマ1000人委員会としてこの運動の中心を担う立場で、12月3日の日曜日午後2時から広島市の中心八丁堀福屋前で、労組・団体から51人の参加を得て、約1時間街頭での訴えと署名を呼びかける行動を行いました。・・・
2017原水禁学校第3講座 ― 核兵器禁止条約と日本の役割
–ICANのノーベル平和賞受賞を機に –
「-核兵器禁止条約と日本の役割-」をテーマとする今年3回目の「2017原水禁学校」が開催されました。今回の講師は、秋葉忠利広島県原水禁代表委員です。秋葉さんは、最初に「四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転差し止めを求める仮処分」について広島高裁が「運転差し止め」を決定したことを「勇気ある決定」と評価したうえで、しかし、日本の司法が、とりわけ最高裁判所が、その役割を放棄していることを厳しく指摘しながら、主題である「今年の歴史的意味を持つ核兵器禁止条約成立」についての講義に移りました。・・・
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平和センター・原水禁通信 204号(2018年1月号)